今更思うすばるのこと

FIGHT聞いているわけなんですが、すばるの歌声が好きです。そんなのエイターほとんど好きだよ!と言われそうなんですが、まぁ、改めて。突き抜ける気持ちの入った声が聞いてて気持ちがいい。
私すばる本人の精神世界にはあまり賛同できないんですよね。すばるの好きな音楽性も好きじゃない。フラフラに申し込みすらしませんでした。今回のツアーでの「あ」も、最初の挨拶の態度から好きじゃなかった。「ありがとうってコトバは世界を救うと思うんっスよ!」私は市原隼人のライブに迷い込んだのかと思いました。客に「ありがとう」の合唱を延々させるのにも腹がたったし、声が出てないことにいらだつ様子(私にはいらだっているように見えました)もいやだった。なんでお金を払って観ているのに、こっちが何かを要求されなきゃいけないんだ。ここはお前を接待する場か、と多少激しいことも感じました。
ただ、回を追うごとに「あ」のパフォーマンスがよくなってきたことには感動したんです。穏やかに歌うようになったなぁと。東京最終日のペンラ芸に素直におおーと思ったし、「ありがとう」の合唱の中で満足げに水を飲む姿もこちらにほっとさせる何かがありました。こんなにぶーぶー言っていても結局わたしもエイターであり、すばるのご機嫌を始終気にしてしまうんですね。はぁ。市原隼人が乗り移ったと思った最初の挨拶も、「「ありがとう」のことばは世界を変えると思うんです!」と語尾が穏やかになった。
私は穏やかで、安定した土台を踏みしめて、魂を叫ぶすばるが好きです。
ツアー終わって、もちろん安君がかっこよかったんだけど、このEIGHT×EIGHTERツアー=すばるって感覚があります。

結局終わってみると、いいライブだったな。今でも心に残る曲は「ライオン」と「あ」です。すばるだ!